群馬県立女子大学
群馬学の確立にむけて

群馬学Q&A

Q1 「群馬学」って何ですか?

A1 「群馬」の文化や風土などをはじめとして「群馬」にかかわる様々な現象を、幅広い方々の参画を得ながら多角的総合的に見つめ直すとともに、その成果を地域に還元しながら、地域文化の振興に寄与し、さらに日本や世界に発信していくことをめざすものです。

Q2 なぜ「上毛学」「上州学」「上野学」などではないのですか?

A2 「群馬学」は、もちろん「上毛野国」「上野国」としてあった「群馬」の歴史も対象としますが、そればかりではなく、「群馬」の現在、そして未来をも考えるものだからです。

Q3 「群馬」に考えるべき特質なんてあるのですか?

A3 もちろんたくさんあります。そもそも群馬は古くから水陸交通が発達し、京都や江戸とも距離を置きながらも活発な交流をしていたので、他の地域には見られない独特な文化を持っています。また、現在の「群馬」についてもまだまだ再発見すべき多くのものを有していると考えられます。

Q4 「群馬」の特質を具体的に教えてください?

A4 たとえば、群馬のことばは西日本と東日本のことばのいずれもが入り込んでいるという特徴があるといわれていますし、萩原朔太郎や土屋文明などの偉大な文学者を多数輩出している背景にも、やはり「群馬」独自の文化があると考えられます。また、たとえば、「群馬」の経済界には新潟県出身の方が多いと聞いていますが、それはなぜかなどを考えることによって、これまで気づかれていない「群馬」の特質も浮かびあがってくるでしょう。

Q5 なぜ今「群馬学」なのですか?

A5 国際化・グローバル化が進む今こそ、地域のことを知らないといけないと考えるからです。真の国際化は、自分たちの地域や日本のことを十分理解したうえでなければ果たせないと考えます。

Q6 「群馬学」の取組が始まったのはいつからですか?

A6 これまでも「群馬」についての研究は多くの方々によってずっと進められ、その成果が蓄積されており、そのなかで「群馬学」ということばも用いられています。そうした意味では以前からその取組はなされてきたといえますが、県立女子大学(富岡賢治学長)は「群馬学」というものを「「群馬」にかかわる様々な現象を、幅広い方々の参画を得ながら多角的総合的に見つめ直すとともに、その成果を地域に還元しながら、地域文化の振興に寄与し、さらに日本や世界に発信していくことをめざすもの」ととらえ直し、その確立をめざして2004年度から本格的な活動を開始しました。

Q7 「群馬学」は研究者の方々だけで進められるのですか?

A7 ちがいます。「群馬学」の対象とするものは「群馬」にかかわる様々な現象ですから、研究者、経済産業界をはじめとして、この地域にかかわる幅広い方々の参加が不可欠です。また、この地域以外の方々の目から「群馬」を見つめ直していただくことも必要です。

Q8 「群馬学」についての現在の活動を教えてください。

A8 現在、「群馬学」の確立をめざして「群馬学連続シンポジウム」を開催し、その記録を書籍(『群馬学連続シンポジウム 群馬学の確立をめざして』上毛新聞社)にしてひろく発信しています。また、県立女子大学では「群馬学」にかかわる県民公開授業も設置し、上毛新聞紙面においては「群馬学ことはじめ」の欄に県立女子大学の教員による研究成果の一端を連載させていただきました。

Q9 「群馬学」には誰でも参加できるのですか?

A9 もちろんです。まずは「群馬学連続シンポジウム」に、そして「県民公開授業」に御参加いただいて、ご一緒に「群馬」を考えて参りましょう。

Q10 「群馬学」の今後の展開について教えてください。

A10 今後、「群馬学会」(仮称)を設立して、より多くの方々の参画を仰ぎ、ますますこの「群馬学」を推進して参りたいと考えています。皆さまの応援、よろしくお願い致します。